新しいプライシングモデルを展開し、それを適切に維持するようにするには、
シンプルさが鍵となります。たとえば、
カタログのページ数を減らすことで効果が出ることもよくあり、急成長を遂げる企業の収益は通常、提供するプロダクト、サービスをより厳選した少数に絞っています。<br/><br/>
プロダクトカタログに関しては、
シンプルであればあればあるほどよいでしょう。Zuoraの調査によると、急成長している企業ほど、会社の収益額あたりのプロダクト数(プラン、サービスおよびバージョン数)が少ないことがわかっています。たとえば、最も急成長している企業は、収益100万ドルあたりのプロダクト数が1個未満で、平均31%成長しています。一方、100万ドルの収益あたりのプロダクト数が5個以上の企業の成長率は、平均でわずか12%にとどまって(
出典はこちらを参照)います。<br/><br/>
同時に、プロダクトカタログの
アクティブな管理は、顧客のニーズにリアルタイムで対応するのに必要なアジリティを提供します。また、
カタログを常に更新することで、古くなった料金プランを無効としてマークし、除外されたプロダクトを常に把握することができます。頻繫(2年に1度ではなく年に2度など)にカタログをメンテナンスしていれば、将来的に発生する大規模なプライシングモデル更新プロジェクトを回避することができます。